中区尾上町にあるベンチャー企業成長支援拠点「YOXO(よくぞ)BOX」が、今年度から「横浜市次世代起業人材育成拠点」として新たに生まれ変わった。
地元企業含む3者で
代表企業の三菱地所(株)をはじめ、(株)ウィルパートナーズ=中区尾上町、(株)plan-A=同太田町=の三者が、市から同拠点の運営と次世代起業人材育成事業を受託。「次世代人材育成拠点運営事業共同企業体」として事業を進めている。
「YOXO BOX」は、市が2019年に開設。スタートアップやベンチャー企業の成長支援を中心に事業を展開してきた。これからは次世代に光をあて、地域や生活などについて新たな視点で課題解決を目指す若手起業家や、起業に関心を持つ中高生などの若年層が対象の事業を行う。
plan-Aの相澤毅代表取締役社長は、同拠点の開設当時から運営に携わっており「YOXO FES inさくら通りOPEN!」などのイベントを地域で活動する事業者らと開催してきた。その経験から「起業に関心を持つ若者に対し、応援が受けられる環境の素地ができている」と多様なネットワークを生かしたプログラムを予定する。
横浜で原体験を
中高生も対象としたことに相澤社長は「いきなり事業計画を作るのは難しいが、身近な課題をテーマにプログラムを展開していきたい」と話す。今後は、中高生が設定した課題に対して地域ぐるみで支援しながら、解決に向けてチャレンジできる環境を整えていく。「中高生のうちに横浜で起業・創業の原体験を経験することで、将来横浜で起業し、地域経済を担う人材が生まれることを期待している」と先を見据える。
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